ギックリ腰 原因と対処法
「朝起きたら腰が動かない」
「物を持ち上げた瞬間に激痛が走った」
このような突然の強い腰の痛みはいわゆる「ギックリ腰(急性腰痛)」の可能性があります。
ギックリ腰は誰にでも起こる身近な症状ですが、対処を間違えると長引いたり再発を繰り返すこともあります。
今回は、原因・対処法・予防について解説していきます。
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ギックリ腰とは?
ギックリ腰は正式な病名ではなく、急に発症する腰の強い痛みの総称です。
多くの場合は以下の組織に炎症や損傷が起きています。
- 筋肉
- 筋膜
- 靭帯
- 関節
重症度は軽いものから、動けなくなるレベルまで様々です。
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ギックリ腰の主な原因
実は「重い物を持った時」だけではありません。
よくあるきっかけ
- 前かがみ動作
- くしゃみ
- 顔を洗う姿勢
- 靴を履こうとしたとき
- 立ち上がる瞬間
つまり日常生活の中でも起こります。
根本的な原因として多いのは
- 筋肉の疲労の蓄積
- 姿勢不良(猫背・反り腰)
- 体幹筋力の低下
- 柔軟性不足
- 長時間の同一姿勢(座位・立位ともに)
などです。
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ギックリ腰になった直後の対処法
- 無理に動かない → まずは痛みが強い動作を避けましょう
- 楽な姿勢を探す → 横向きで膝を軽く曲げる姿勢が楽なことが多いです
- 発症直後は冷やす → 炎症期(1~2日)はアイシングが有効です
- 少し動けるなら安静にしすぎない → 完全に寝たきりより、軽い動作の方が回復が早い場合も多いです。
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やってはいけない事
- 無理なストレッチ
- 強いマッサージ
- 発症直後の長時間の入浴
- 自己流でボキボキ鳴らす
炎症を悪化させる可能性があります
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当院での治療
当院では状態を確認したうえで、
- 手技療法(筋緊張の調整)
- 物理療法
- 骨盤や関節の調整
- セルフケア指導
などを組み合わせて早期回復を目指します。
痛みが強い場合も対応可能ですのでご相談ください。
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回復までの期間
軽度:数日~1週間
中等度:1~2週間
重度:2~4週間
適切な処置をすると回復は早くなります。
生活習慣やお仕事の影響で回復が遅くなることもあります
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再発を防ぐために重要なこと
ギックリ腰は「クセになる」と言われますが、正しくは原因が改善されていないだけです。
予防には
- 体幹トレーニング
- 股関節の柔軟性改善
- 姿勢改善
- 生活動作の改善
が重要になります。
適度な運動やストレッチ、デスクワーク時に休憩をはさむ
など、できる部分を改善するだけでも再発はしにくくなります
ライフスタイルに合った改善の仕方も提案します。
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まとめ
季節の変わり目で気温の変化が激しい時にはそれだけで体にストレスがかかり身体が硬くなるため普段通りの生活をしていても「ギックリ腰」になりやすいです。
早期治療が早期回復につながります。
お気軽にご相談ください。


