当院の思い

私自身が小学生の頃から足首の捻挫を繰り返したり、高校生の時には腰椎分離症といったケガをしてきました。他にも軽度のケガや痛みは多々ありましたが、怪我をして、治療にいくと、「怪我が治るまで休みなさい」と言われました。

怪我したら休む、当たり前かもしれませんが、「なぜ休まないといけないのか」「休まないとどうなってしまうのか」説明も無く当時は理解できていませんでした。

その際「試合に出るための治療はできないのだろうか？」「休んでいてもできるトレーニングはないか」
私が柔道整復師を目指した原点が、ここにあります。

それまで練習に耐え、努力してきたのに大事な試合に出られないという選手の辛さは人一倍理解できます。（ケガによって無理なことは、無理であると言う勇気も必要ですが）

知識を得たから言えることなのですが、ケガをしてもまるっきり安静ではなく、その間にできる事や、ケガをしないための予防策、早期回復にむけた施術をモットーとしています。

患者さんが我々に求めることは、多様化していますが、ケガをしたら、しっかりとした患部の把握、痛み悩みの程度を診て治癒までのプロセス、治癒までに痛みがどう変化するのか、その間にやって良いこと悪いことの説明を行い、患者さんの希望をすこしでもかなえることができるように治療計画を立てることを基本姿勢としています。

また肩こり、腰痛に関してもただ揉むだけではダメで何が原因となり、日常生活の邪魔をしてしまっているのか。姿勢の評価や動きをみて、原因となっている所や固まっている関節にアプローチし、動かしながら改善、こりにくい身体作りを目指しています。