肉離れとは
肉離れとはダッシュやジャンプなどの動作で筋肉が急激に収縮したり伸張したりすることで筋肉の繊維が損傷や断裂することを言います。
肉離れが起こりやすい部位は競技によって異なりますが、下半身の筋肉に起こることが多いです
ダッシュの多い:陸上、サッカー、野球
ジャンプの多い:バスケ、バレー
上記の競技のほかにも踏ん張って力の入れる事の多い武道などでもよく発生する怪我です。
ハムストリングス(太もも裏にある筋肉の総称)や大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)、内転筋(内ももの筋肉)、腓腹筋(ふくらはぎにある筋肉)に多く起こります。
肉離れが起こる原因としては、筋肉疲労やウォーミングアップ不足による筋肉の柔軟性が低下した状態で起こりやすくなります。
筋肉疲労でも繰り返し使っていると少しの力で肉離れが発生してしまうケースもあります。
肉離れになると治るまでに約4週間かかります。
その間は運動もできないため復帰してすぐに再発するケースも少なくありません。
痛いけど動けるからとそのままにしていると損傷が大きくなってきてしまいます。
受傷してすぐはRICE処置を行い、その後早めの受診が早期復帰につながります。
また、子供の場合筋肉の収縮に耐えられず骨が剝がれる『剥離骨折』になってしまう場合もあるので注意してください。
そうならないためにも日頃からの予防が大切です。
普段からストレッチをしたり、運動前のウォーミングアップをしっかり行い、運動後のケアもしっかりと行うよう心がけましょう。
当院では肉離れの治療として『痛み』の改善に特化している立体動態波という電気
損傷した組織の修復を早める超音波治療器
手を使った手技療法で回復を早めていきます。