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2025-10-23 | 院長の小言

足関節捻挫(足首の捻挫)

「足関節捻挫」とは、足首の関節を内側や外側にひねることによる軟部組織の損傷で、外くるぶし、または内くるぶしの周りに痛み・腫れ・圧痛(押すと痛む)などの症状が現れます。

足関節捻挫はスポーツ時の怪我の中で一番多い疾患であり、一緒に靭帯を損傷するケースが多いので、「足関節靭帯損傷」と呼ばれる場合があります。

また、日常生活において階段の踏み外しなどでも容易に起こるため、身近な外傷として放置されがちですが、放置すると痛みが長期化したり、不安定な足首となったりして、その後の治療が難航することがあります。

場合によっては骨が剝がれて「剝離骨折」になっている場合もあります。
「捻っただけだから大丈夫」と軽視せず、きちんと診断を受け、初期段階から適切な治療を受けることが必要です。

 

外力によって足関節が正常な可動域を超えてしまう=捻るとなります。

その際支えている靭帯や関節包(かんせつほう)などの軟部組織の損傷が起こり、「捻挫」という外傷性疾患になります。

 

足関節捻挫には、大きく分けて2つあります。

  • 内反捻挫
    足を内側に捻ることで起こる捻挫で、足関節の多くは「内反捻挫」です。
    ジャンプなどでバランスを崩したり段差を踏み外したりなどスポーツだけでなく日常生活でも多く発生します。
  • 外反捻挫
    足を外側に捻ることで起こる捻挫です。競技者同士が直接ぶつかるものや足に直接力が加わりることで多く発生します。

 

足関節捻挫の主な原因は、内側に捻ることによる足関節外側の靭帯損傷です(=足関節靭帯損傷)。

 

靭帯の損傷具合によって、捻挫の重症度を3段階に定義しています。
これらの分類は、回復の予測や治療方法を選択するために重要な目安となります。

  • 1度捻挫(軽症)
    少し捻った状態で靭帯が伸びる程度の損傷です。
  • 2度捻挫(中等症)
    靭帯の一部が切れてしまった状態です。応急処置後、医療機関できちんと検査を受けましょう。
  • 3度捻挫(重症)
    靭帯が完全に切れてしまった状態です。きちんと医療機関で治療しましょう。

 

足関節捻挫の受傷直後は、RICE処置(応急処置)を行い、安静を保ちます。
捻挫では、特にこの初期治療が大事です。

 

ほとんどの足関節捻挫(1度・2度捻挫)は、最小限の「保存的治療」で治癒可能です。
ただし、3度捻挫(重症)の場合には、外科的手術が必要になることもあります。

 

初回受傷時、適切な固定や安静期間を設けて靭帯を回復させることで、「関節の不安定感が残る」「捻挫を繰り返しやすくなる」という状態に進行することを防ぎます。

RICE処置から引き続き、1度捻挫ならテーピング・サポーター・弾性包帯による固定、2度捻挫であれば、シーネ(添え木)固定、3度捻挫ではギプス固定を行います。軽症では2~3日程度、中等症・重症の場合には数週間患部を安静にします。

中途半端な状態で競技復帰した場合、悪化するだけでなく関節炎を起こしたり軟骨変形や足関節のインピンジメント症候群(関節がうまく動かせない状態)の原因となるため、注意が必要です。

 

足関節捻挫では、受傷直後の急性期(受傷から2週間程度)から患部外のトレーニングを始めます
痛み・腫れが引いて、足を引きずらないで歩けるようになってきたら、バランスや筋力低下を最小限に留めるようなストレッチ・トレーニングなどを行っていき

経過に合わせて、段階的に運動強度を上げていきます。

 

「足関節捻挫」は日常生活でも起こり得る一般的な怪我ですが、多少の痛みがあっても歩行だけでなくスポーツ復帰ができてしまいます。

「捻挫は軽い怪我」と考えて放置してしまうと、関節の不安定さから「捻挫の再発を繰り返す後遺症」が残るリスクがあります。

足を捻った場合には、まずは応急処置として氷で冷やして安静にした後、しっかり診断を受けて早期から適切な処置を開始しましょう。

 

受傷後、疼痛抑制と回復機能向上のためのサポーター、捻挫予防の為のサポーター兼用のスポーツソックス(アクティバイタルソックス)の販売もしています。

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