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2020-10-09 | 院長の小言

子供 膝の痛み オスグッド病とは

子供の成長期に多い “オスグッド病” を知っていますか?

 

小学校高学年から中学生くらいに多く発症し、膝のお皿の下が痛くなるスポーツ障害スポーツ外傷・障害のことです。

そのオスグッド病について詳しく解説していきます。

 


オスグッド病とは…

オスグッド病とは、太ももの前面にある大きな筋肉(大腿四頭筋:だいたいしとうきん)が、成長しきっていない膝のお皿

の下骨の一部(脛骨粗面:けいこつそめん)を引っ張りすぎることで成長軟骨を剥離させてしまい、痛みや腫れが起こる疾患です。

  • 膝のお皿の下骨が突き出てくる。
  • 膝のお皿の下あたりが赤く腫れる、熱を持つ、痛みがある。
  • 運動をすると痛み、休むと治る。

などの症状が出てきます。

 

スポーツを盛んに行っている10歳~15歳くらい(小中学生)の成長期の男の子に多く起こりやすく

特にジャンプなど膝屈伸が多いバレーボール・バスケット、ダッシュやキック動作をする野球・サッカーを熱心に行っている場合に起こりやすいです。

オスグッド病になりやすい原因があります。

小学高学年~中学生になると、クラブ活動や部活動などこれまでに増して熱心にスポーツを行うことも多くなります。

この時期は、ちょうど男の子の成長期に重なり、急激に軟骨から骨へ変わり、身長が伸びる子も少なくありません。

しかし、筋肉や腱などの軟部組織は、骨と同じように成長できないため、成長期は太もも前の筋肉(大腿四頭筋)の柔軟性が低下して、硬くなります。

また、成長期の子供たちの骨には、骨が成長するのに必要な新しい骨(骨端核:こったんかく)が沢山存在しているため、比較的強度が弱い状態です。

そのような状態で運動することにより膝の曲げ伸ばしの動作が増えて軟骨に負担がかかってきます。

これらの条件が重なり成長期に太ももの前の筋肉や付着する腱が、繰り返し脛骨を引っ張り過剰な負荷をかけることで、未熟な骨や軟骨の一部が剥がれてしまい、痛みや腫れが生じてしまうのです。

 


オスグッド病の治療方法

オスグッド病の場合痛みが無くなるまで半年、もしくはそれ以上痛みが続く場合もあります痛みのある場合はすぐに医療機関を受診してください。

オスグッド病は初期の段階で発見・治療開始することが、結果として早期復帰に繋がります。

手術はせずに治ることがほとんどですがオスグッド病が発症すると痛みが無くなるまでかなりの時間を要します。

運動ができない期間も出てきてしまったり、運動はできるけど痛みがあるからパフォーマンスが低下してしまったりと肝心なスポーツ活動に問題が出てきてしまいます。早めの治療を心がける事とオスグッド病にならないような予防が大切になります。

 

 

オスグッド病になってしまったら基本的には安静が一番ですが、当院では、なるべく運動を中止しないような治療を行っています。

激しい運動が大きな原因ですが、体のアライメント(骨の配列や姿勢の取り方)が整っていない状態で運動をすることや体の柔軟性が低下していることが原因だとされています。

アライメントが崩れてしまうとフォームや姿勢が崩れ、柔軟性の低下は筋肉のけん引力が増えるため骨への負担が増加します。

そこを改善していかないと痛みが軽減してもすぐに再発してしまいます。

痛みの軽減をさせる事と同時に再発しないように体を整えることを当院は目指しています。

 

 

 

武蔵村山・東大和のみやざわ接骨院

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