頚 (首)
緊張型頭痛
症状
緊張型頭痛は頭の周りや首の後ろから肩、背中にかけての筋肉が緊張して頭の後頭部付近がしめつけられるような痛みが出たり頭が重いなどの症状が出る事です。めまいを伴うこともあります。治療法
首から背部の筋肉をしっかりゆるめ、症状によっては頭部の筋肉にもアプローチすることが大事です。血流を改善させることで痛みが軽減し筋肉の緊張がやわらぎます。頭痛に特化した施術もあります。寝違い
症状
首の寝違えは、睡眠中に首や肩に過度の負担がかかる体勢をしてしまうことで筋肉が緊張し、起床時に首や肩に痛みを生じるものです。場合によっては、首を全く動かせなくなることや激しい痛みが生じることもあります。治療法
首から背部の筋肉をしっかりゆるめて緊張を緩和させ、痛くない範囲で動かしてくことが大事です。痛みがあり、動かさないようにしてしまうとより固まってしまいますが、無理なストレッチは逆効果になってしまう場合も有りますので早期に痛み具合と相談して治療をする事をお勧めします。頚部椎間板ヘルニア
症状
頸部椎間板ヘルニアは、首の椎間板が後ろに飛び出て神経を圧迫することにより起こります。神経を圧迫すると首や肩、腕に痛みやしびれが出ます。 また、握力の低下もみられます。悪い姿勢での仕事やスポーツなどが原因になりやすいです。基本的には首周りの痛みは無いことが多く、指先から腕への症状が主です。またレントゲンでヘルニア部分が写ることは無く、診断にはMRI、CT検査が必要です。治療法
首や肩周りの筋肉の緊張が強いと頸部の椎間板ヘルニアを発症するリスクが高まります。そのため、筋肉の緊張を緩める施術を行うことで痛みやしびれを和らげ症状を改善を目指します。 ヘルニアが強く出ている場合は外からの治療で有効なものは無く、マッサージや牽引、針などもヘルニアの改善に優位性がなく、あくまででている症状の緩和を目的に行われます。状態によっては手術が必要な場合も有ります。 当院で診察し必要な場合は整形外科を紹介いたします。むち打ち
症状
ムチウチ症は、一般的に追突事故などによって、頭部が前後に過度の屈伸をし、首の組織に損傷を生じたために起こる症状です。交通事故後、頭・首・肩・腕・背中、腰等の痛み、めまい・しびれ・吐き気・微熱などの症状がみられると「むち打ち症」であることが疑われます。治療法
痛みが激しい急性期には症状を緩和させるため、優しい手技療法や電療をおこないます。 また事故直後は神経が興奮状態にあり痛みを感じない事もあるが早期に冷やすことで症状を長引かせないようにします。痛みが落ち着いてくる慢性期にはストレッチによる可動域訓練もおこないます。※交通事故による治療の場合、保険診察と異なる部分があるため交通事故のページをご覧ください。